ショッピングトラブル対策

家にいながら買い物が出来るオンラインショッピングですが、その人気と匿名性を利用したオンラインショップでの詐欺等のトラブルが増えています。

そんなトラブルに遭わないためにも、安全なオンラインショップの見極め方を覚えましょう。

オンラインショップには「特定商取引法に基づく表示」をすることが義務づけられており、その表記の有無、もしくは不完全なところがないかをチェックすることで、最低限の信頼が出来るオンラインショップかどうかを見極めることが出来ます。

特定商取引法に基づく表示

特定商取引法に基づく表示とは以下のような項目です。

  1. 販売業者名(個人は屋号又は氏名)
  2. 所在地(本社、事務所)
  3. 代表者又は業務責任者氏名
  4. 連絡先(電話番号、FAX、E-mailアドレス)
  5. 商品代金以外の必要料金
  6. 商品等の引渡し時期
  7. 返品・交換について
  8. 不良品について
  9. 支払い方法

これらの表記がない、もしくは不完全なオンラインショップでの買い物は止めておいたほうが良いでしょう。所在地も業者名もはっきりせず、連絡方法はメールのみ、なんていうところがあります。

プライバシーポリシーの有無

特定商取引法で定められてはいるわけではありませんが、多くのオンラインショップでは個人情報に対して気を使い「プライバシーポリシー」を表示しています。

この表示がなされているサイトは個人情報についてキチンと考えているということなので、より信頼性が持てます。

SSLの有無を確認する

SSLとは(Secure Sockets Layer)という暗号化技術でインターネット上で情報をやり取りする際に、外部からその情報を盗み見することを防止するために用いられています。

SSLの技術は企業の登記簿謄本や印鑑証明を登録する必要があるため、架空の企業がこの技術を使うことはできません。つまりSSLを使っているショッピングサイトは信頼性の高いところと言えるわけです。

SSLを使っているページではブラウザーの右下にこのような鍵マークが付きます。
SSL表示

ショップで買い物をする際の個人情報の記入画面でこの鍵マークがついていればより安全に買い物が出来ます。

このSSLを導入していないオンラインショップも多いですが、記入する情報が住所や名前、電話番号だけならばそれほど問題はないと思います。

しかしクレジットカード番号の入力が必要な買い物は、SSLを用いているショッピングサイトで行うことでより安全な買い物ができます。